yushuu
「臨書」は楽しい🎵
更新日:2020年5月27日
清池会江別支部のみんなで、取り組んでいるのが「臨書」です。
書道を始めた頃は「臨書は難しい😔」と思ったのではないでしょうか?
よく先生方は「原帖(げんちょう)をちゃんと見れば書ける」と言いますが、
法帖(ほうじょう)や原帖にある「字」というのが、その多くが石碑にほられた
一種の「字の彫刻」?であり、長い歴史で風化して欠損し見えないし、
さらにやっかいなことに、それを紙に写し取って白黒反転した文字だし。
書道を始めたばかりで、原帖を見て書ける人はいないと思います。
(もちろん原帖の中には、きれいに出版社の方で修復してあったりして
とても見やすいものもありますが)
そんなとき、藤根凱風先生がこうおっしゃいました。
「臨書は解釈だからな」
この言葉で、私は気づかされました。
ホームページにアップした加賀一石先生の「孫秋生造像記」の臨書が素晴らしいのは、
加賀一石先生がたんに字がうまいのではなく、解釈する力が凄い!のだと思います。
試しに一石先生の臨書の一部を拡大し、右横に同じ部分の原帖をならべてみました。
私同様、臨書で苦労されている方々の参考にしていただけたらと思います。
